ゼロカロリーのノンアルコールビールはダイエットに良いのか?

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それは分かりません・・

ノンアルコールビールダイエット

Q ノンアルコールビールってゼロカロリーの商品もあるので、普通のビールよりダイエット向きですよね?

ビール各社がしのぎを削って、ノンアルコールビール市場に新商品を投入してますね~。

ちょっと前まではアルコール0%でも、糖質やカロリーのある商品がほとんどでしたが、最近では糖質もゼロ!カロリーもゼロ!プリン体までゼロ!って商品が出てますからね。一体どうやって味付けしてるんだろう・・?

カロリーゼロなんだから、当然普通のビールよりノンアルコールビールのほうが太らないと思うでしょうが、全くそうとも言えないんです。世の中そんなに都合の良い話なんてありませんよ。

その理由を知るために、普通のビールとノンアルコールビールを比較して、どちらがより太りにくいかを検証してみましょう。

アルコールは太らない!?

ノンアルコールビールは太らない?

普通のビールにはアルコールが4.5~6%含まれていて、350mlのやつで150kcalほどあります。

アルコールって1gで7.1kcalあるんですが、肝臓で分解されて水と二酸化炭素になってしまうので、カラダに残らないんです。なのでアルコール自体で太ることはないんです。

で、アルコール分のカロリーを差し引くと、普通のビール350mlって大体50kcalなんです。これは原料である「麦芽」の糖質やタンパク質のカロリーですね。なのであまりガバガバ飲まなければ、そんなに太る心配をしなくて良いんです。

ビールを飲んで太ってしまうのは「おつまみ」のせいです。ビールのおつまみって高カロリーのものが多いでしょう?それに、楽しくなるとついつい進んでしまいますよね。

それはノンアルコールビールも同じです。いくらカロリーゼロの商品でも気を付けなければ、おつまみのカロリーで太ってしまいますからね。

ノンアルコールビールは肝臓に負担が少ない

ノンアルコールビールは肝臓に負担が無い

とはいっても、ノンアルコールビールには素晴らしいアドバンテージがあります。それは、肝臓に負担をかけないことです。

お酒を飲む人に肝臓ってどんな働きがある?と聞いて、パッと出てくるのはアルコールの分解でしょう。でも、それ以外にも酵素を作ったり代謝に関わっていたりと、なんと500を超える仕事をしているんです。その中には、今すぐにはエネルギーとして使わないブドウ糖を「グリコーゲン」にして蓄えるという仕事もあるんです。

しかし、アルコールはカラダにとって毒物なので、いち早く肝臓で分解しなくてはなりません。すると、それが忙しくて他の仕事に手が回らなくなるんです。当然グリコーゲンの仕事もおろそかになってしまいます。グリコーゲンになれなかったブドウ糖は、脂肪になってしまいますからね。ビールを飲むと太りやすいのは、そのような理由もあるんです。

その点でいえば、ノンアルコールビールは太りにくいですよね。

ノンアルコールビールは睡眠を妨げない

ノンアルコールビールはよく寝れる

ノンアルコールビールにはもう一つ、アドバンテージがあります。それは、睡眠を妨げないこと。

ビールを飲むとアルコールのおかげで酔っ払って寝つきは良くなりますが、深い睡眠はとれないんです。アルコールが肝臓で分解されるときに出る「アセトアルデヒド」という物質に、深い睡眠をジャマする作用があるからです。なので、お酒を飲んだ次の朝って、ちゃんと寝たのに疲れがとれてないんです。

ぐっすり眠ると、カラダの新陳代謝を活発にする「成長ホルモン」がたっぷり出てくるんです。それでカラダの細胞が新しくなりリフレッシュできるので、スッキリと疲れがとれるんです。

この新陳代謝で消費するカロリーって、最大で300kcalになるといわれてますからね。それに、ぐっすり眠て疲れがとれたら、活発に動けるので代謝の高い1日を過ごすことができますよ!

ビールは節度をもって飲めば良い?

ビールは節度をもって楽しく飲みましょう!

ここまで見ると、普通のビールよりノンアルコールビールの方がダイエットに良いじゃん?ってなりますよね。でも、ノンアルコールビールにも欠点があります。

それは、そもそも「ビール」じゃないこと。ビール風に味付けをしたノンアルコール飲料で、はっきり言ってマズイんです。ビール好きが好んで飲むものじゃないですね。ストレスがたまります。ストレスはダイエットの大敵っていうでしょう。

それに、ゼロカロリーで糖質もゼロって商品に、ビールの風味があるんですよ。どうやって味付けしてるんだって疑問に思いますよね?

それで、ノンアルコールビールの原材料を見てみると、ゼロカロリーの人工甘味料、酸味料、香料、安定剤、酸化防止剤と、なんか「クスリ」っぽいものがたくさん入ってるんです。あんまりカラダに良くないような気がしますよね。

こういう人工的に作られた食品添加物って、カラダの代謝を落としてしまうんです。味付けが良くなっても結局カラダにとってはゴミですからね。ゴミはカラダにたまり込まないように肝臓で分解されるんですが、そのときにビタミンやミネラルなどの貴重な栄養素を大量に使ってしまうんです。

本来ならタンパク質や酵素を作ったり、脂肪を燃焼するのに必要な栄養素を、ゴミ処理で使ってしまうなんてもったいないですよね。それで代謝が落ちて太りやすくなるなら、例えカロリーゼロでも意味がありません。

なので、普通のビールとノンアルコールビールのどちらが太りにくいかは、一概にいえないんです。別にダイエット中だからといって無理にノンアルコールビールにしなくても、「お酒は節度をもって楽しく飲みましょう!」で良いんじゃないでしょうか?

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