肉を食べるならパイナップルのダイエットパワーを生かそう!

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パイナップルのダイエットパワー

パイナップルダイエット

Q パイナップルにはダイエット効果があるといいますが、何がそんなにいいのでしょうか?

パイナップルダイエットは、パイナップル単品だけ食べてもあまり意味はありません。それは、肉と一緒に食べることでダイエットパワーを発揮するからです。どういう仕組みでダイエット効果が生まれるのかを、詳しく見てみましょう。

  1. パイナップル&肉でダイエット
  2. パイナップルが腸内環境を整える
  3. パイナップルダイエットの注意点

パイナップル&肉でダイエット

肉とパイナップルのダイエットパワー

パイナップルは、まるまる一個食べても300kcal 程しかありませんから、カロリー制限という意味では、ダイエットになるのかもしれません。しかし、パイナップルを単品だけ食べても、その内に秘めたるダイエットパワーが宝の持ち腐れになってしまいます。そのダイエットパワーの正体とは、タンパク質分解酵素の「ブロメリン」です。

タンパク質分解酵素って、文字通りタンパク質を分解する消化酵素の一つですが、ブロメリンのパワーはとても強力です。パイナップルを食べると、舌や口の中がピリピリするでしょう? これはブロメリンが働いて、口内の粘膜を刺激しているからです。

しかし、なぜタンパク質を分解できることが、ダイエットに役立つのか? それを理解するには、肉だけを食べたときと比較して考えてみると良いでしょう。

ダイエットには肉が必要

ダイエットには、筋肉を活性して基礎代謝を上げるために「タンパク質」が必要です。肉はカロリーが高いのでダイエットには敬遠されがちですが、摂取カロリーよりも、代謝を上げて消費カロリーを上げる方がダイエットに有利になるため、肉は食べた方がいいのです。もちろんドカ食いしては意味がありませんが、ダイエット中でも1日に100g は食べたほうが良いのです。

「え~・・たったの100g?」と思いましたか? そうですよね。ダイエット中でも、たまにはガッツリ肉を食べたいですよね。しかし肉をガッツリ食べると、消化するのが大変です。そのうち胃が疲れてしまって「もう勘弁して・・」となるんです。それで、一部が消化不良をおこしたまま大腸におくられてしまうのです。

そんな消化不良の肉は、悪玉菌の大好物です。悪玉菌が増えたらどうなりますか? そうです。彼らは毒素をまき散らして善玉菌を減らすうえに、大腸の動きを悪くしてしまうのです。そしたら便通が悪くなり、さらに悪玉菌が増えて腸内環境が悪くなるという負の連鎖が起きてしまいます。これが「便秘」を引き起こしてしまうのです。

代謝を上げるはずが、肉を食べ過ぎて便秘になると、代謝が落ちて太りやすくなってしまうのです。

そこでパイナップルを食べましょう!

肉をガッツリ食べるのなら、食後のデザートにパイナップルを食べましょう! パイナップルの強力なタンパク質分解酵素「ブロメリン」が働いて、肉の消化を助けてくれます。パイナップルは酢豚などの肉料理に入っていたり、ハンバーグに乗っかってることもありますよね。「肉とパイナップルは別々に食べたい!」と、不評も多いようですが、タンパク質分解酵素の力で、肉を柔らかくし、消化も良くしてくれるのです。

パイナップルのおかげでキッチリ消化された肉は、効率よく「アミノ酸」になり、それが筋肉になって代謝を高めるのです。また、消化不良をおこさないことで悪玉菌の増殖を防ぎ、便秘の予防にもなるのです。

こちらも合わせて読んでみよう!→ 焼肉食べ過ぎた!便秘予防に胃腸をケアするダイエット方法

「パイナップル」と「パインアップル」ってどう違うん?
同じだよ。パイナップルは見た目が「松ぼっくり(pine cone)」で、味が「りんご(apple)」に似てるから、パインアップルっていうんだよ。略して「パイナップル」ね。

ヒツジさん、よく知ってるね~。

パイナップルには、もう一つダイエットに良い成分があります。つぎは、それについて見てみましょう。

パイナップルが腸内環境を整える

パイナップルの整腸作用

肉の消化を助けて悪玉菌の増殖を防ぐ。というお話が出てきましたが、パイナップルには「善玉菌」を増やす働きもあります。それは、パイナップルは「水溶性食物繊維」が豊富だからです。

水溶性食物繊維というのは、水に溶けるとドロドロのゲル状になる食物繊維のことです。これには、おなかの中で糖質や脂質にからまっていく性質があり、そのおかげで血糖値の急な上昇をおさえて脂肪になりにくくする働きがあります。

また、大腸まで届いた水溶性食物繊維は、善玉菌の大好物です。善玉菌がこれを食べて増殖すると、悪玉菌をやっつけて、大腸の動きを良くする有機酸(乳酸、酪酸など)を出すことで腸内環境を整えてくれます。そしたら、便通が良くなりますよね。おなかの調子が良くなると代謝が高まるので、ダイエットに有利なカラダになるのです。

食物繊維についてよく知ろう!→ 便秘の解消に食物繊維!食べ物を選ぶポイントはヌルヌル?

なるほど・・パイナップルは、お腹の中で善玉菌を増やして悪玉菌を減らすという腸内細菌のコントロールもしてるってことだね。ダイエットは腸内環境が大事だもんね~。
わい、パイナップルの缶詰が好きなんよ。あのシロップも甘くて美味しいけえ、ゴクゴク飲みよったんよ。そしたら、缶のふちで口切って血まみれになったんよ。

うさちゃん、缶詰のやつじゃあ、パイナップルのダイエット効果は期待できないよ。

つぎは、パイナップルダイエットの注意点について見てみましょう。

パイナップルダイエットの注意点

パイナップルダイエットの注意点

パイナップルのダイエットパワーの秘密は、タンパク質分解酵素「ブロメリン」と「水溶性食物繊維」の働きによるものです。しかし、酵素って何でもそうなんですが、熱に弱いのです。酵素自体もタンパク質でできているので、熱で変質してしまうとその働きも失ってしまうのです。

それで、何が言いたいのかというと、パイナップルでも、缶詰のものにはブロメリンによるダイエット効果はないということです。缶詰は殺菌工程で高温にさらしますからね。ブロメリンが失活してしまうので、タンパク質を分解できなくなるのです。

というわけで、パイナップルダイエットでは、生のパイナップルを食べましょう。その生のパイナップルにしても選び方が大切です。あまり熟れてないパイナップルは、酸っぱくて美味しくありませんし、シュウ酸カルシウムという成分が多く含まれています。これは小さなハリのような形の結晶なので、口の中が荒れやすいのです。

「熟れていないんなら、熟れるまで食べるのを待てばいいじゃん」と、思うかもしれませんが、パイナップルは、リンゴやバナナのように追熟ができない果物なんです。熟れていないパイナップルを木からもぎ取ってしまうと、置いて待っても熟れない状態のまんまなのです。それで、パイナップルはお尻がどっしりとして、なるべく黄色く、良い香りがするものを選ぶようにしましょう。

アボカドもダイエットにお勧め!→ アボカドダイエット!基礎代謝を高めて消費カロリーUP!

生のパイナップルって、丸ごとってことだよね・・。ちょっと大変だね。
アメ横に、パイナップルに割りばし突き刺したやつが100円で売っとるよ。あれはよう熟れとるけえ美味いで。

というわけで、肉をガッツリ食べるなら、パイナップルのダイエットパワーを生かそう! というお話でした。焼肉屋さんに行っても、デザートはアイスクリームやシャーベットではなく、パイナップルのフルーツ盛りを選ぶと良いですね。

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