もやしがダイエットに良い理由
もやしの良いところは、低カロリーなのと、安い値段でたくさん買えることですよね。でも、白くてヒョロッとしてるので、あまり栄養が無さそうと思ってる人もいるでしょう。
もやしを見くびってはいけません。もやしには、ダイエットに良い栄養をたくさん含んでますし、もやしを食べて効率的に痩せることができるのです。
では、もやしがダイエットに良い理由を詳しく見てみましょう。
- ダイエットに豆もやしが良い理由
- ダイエットに効果的な食物繊維
- 体脂肪を燃やすビタミンB群
- もやしのカリウムでむくみを改善
- もやしを美味しく食べてダイエット
ダイエットに豆もやしが良い理由
もやしは100gでも15~37kcal しかない低カロリー食品です。15~37kcal ってかなりバラついてますが、15kcal が普通のもやしで、37kcal が「豆もやし」です。
ダイエット目的で食べるのなら、低カロリーな普通のもやしが良いと思いますよね?しかし、おすすめは豆もやしです。豆もやしには、ダイエットに効果的な食物繊維、ビタミンB群、カリウム、が普通のもやしの約2倍も含まれているからです。
もやしの先に豆が付いてる分、栄養価が高いといえば当たり前ですが・・。それに、豆もやしの方がカロリーが高いといっても100gでたったの37kcal ですからね。もやしの100gって、けっこうな量ですよ。
豆もやしにはそれ以外にも、ビタミンC、E、カルシウム、リン、鉄、マグネシウム、マンガン、葉酸などの栄養素が含まれる、おすすめの食材なのです。
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うさぎがもやしムシャムシャ食ったらカワイイやろ?
豆もやしに栄養の種類が多いのは意外だったでしょう?
では、なぜ豆もやしの食物繊維がダイエットに良いのか見てみましょう。
ダイエットに効果的なもやしの食物繊維
もやしの食物繊維がダイエットに良いのは、①余分な糖質と脂質をからめ取って脂肪が付きにくい。②満腹感が長く続く。③腸内環境を整えることです。
① 余分な糖質と脂質をからめ取る
糖質はカラダのエネルギー源として使われますが、余ったものは脂肪になります。これがいわゆる中性脂肪(ぜい肉)で、一度付いてしまうとなかなか落ちないので厄介です。食物繊維は余分な糖質や脂質をからめ取って、脂肪が付きにくい食事にしてくれるのでダイエットに必要な栄養素なのです。
よくトンカツ定食は千切りキャベツから食べると太りにくいといいますが、そういった理由があるからです。
② 満腹感が長く続く
空腹を感じるのは、脳がエネルギー源である糖質(ブドウ糖)を要求するからです。
食物繊維で満腹感が長く続くというのは、食物繊維がおなかの中で糖質にからんで小腸が糖質を吸収するのをジャマするからです。その結果、素早く吸収できなくなり、ゆっくり時間をかけて脳にブドウ糖を供給することになるため満腹感が長く続くのです。そしたら間食や夜食を食べずに済み、カロリー制限ができますよね。
③腸内環境を整える
食物繊維は、おなかの中で水分を吸うとふくらみます。それで便の量が増えるため、大腸が刺激されて排便をうながすのです。また、食物繊維は善玉菌を増やすエサになるため、腸内環境が整います。腸内環境が整うと、胃腸が活発に働いて代謝が上がるため、太りにくいカラダ作りに役立つのです。
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食物繊維っていろんな働きがあったんだね~。
うさちゃん、ウンコとか言わないでね。
次は、もやしには体脂肪を燃やすために必要なビタミンB群があるというお話です。
体脂肪を燃やせ!もやしのビタミンB群
もやしには、糖質や脂質の代謝にかかわる「ビタミンB群」が含まれます。ビタミンB群が不足すると、糖質や脂質の分解がスムーズにできなくなるため、代謝が鈍くなり太りやすくなってしまいます。
ビタミンB群には、他にも新陳代謝を促進して肌や髪をキレイにする、自律神経を整える、免疫力を上げる、疲れを取ることなどに関わっているため、キレイに健康的にダイエットするために必要な栄養素なのです。
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ヒツジさん、ウソいわないの・・
次は、もやしには「むくみ」をとって代謝を上げるカリウムが含まれるというお話です。
もやしのカリウムでむくみを改善
カラダがむくむと血流やリンパの流れが悪くなり、代謝が落ちてしまいます。なぜカラダがむくむのかというと、塩分のとりすぎが原因です。
それは、体液は塩分8%でバランスを保っているので、塩分濃度が高くなると、カラダが水で薄めようとするからです。そして、カラダの組織間にパンパンに水がたまってしまいむくみになるのです。そこで、むくみを解消するために、余分な塩分を排出しなければなりません。
もやしに含まれる「カリウム」には、塩分を排出するはたらきがあるため、むくみを解消して代謝を上げるのに役立つのです。
とくに日本人の食事は、味噌、醤油、漬物など塩分量が多いため、食事の塩分を減らしつつカリウムの多い食材をとることが健康的なダイエットに必要なのです。
そうね~。
ダイエット期間中はいっぱいもやし食べるから、美味しくないと飽きちゃうよね。
次は、美味しくてヘルシーなもやしの食べ方の紹介です。
美味しいもやしでダイエット
もやしがいくらダイエットに良いといっても、美味しくなければ続けられませんよね。そこで、美味しくてヘルシーな「もやし料理」をご紹介します。
① もやしナムル
レシピのナムルには「塩、小さじ2分の1」とありますが、ダシで味が付いているので抜いても十分美味しいでしょう。ゴマ油は高カロリーですが、コレステロールを含まない植物油で、カラダに残らないため安心して使えます。
② ささみときゅうりともやしの中華サラダ
高タンパク低カロリーの「ささみ」、カリウムの多い「きゅうり」、そして「もやし」と、ダイエットに良い食材で作れますね。しかし、レシピは砂糖と砂糖がすこし多めなので、市販の中華ドレッシングを軽くかける程度にしましょう。
③ ニラともやしの卵炒め
タマゴのタンパク質は代謝を上げるのに必要なので、ダイエット中でも積極的に食べましょう。ニラの代わりに、もやしだけで作っても美味しいと思います。
④ オクラともやしのごま和え
ペクチンやムチンのネバネバ成分を含むオクラは、脂肪の合成をおさえる働きがあります。サッパリとした飽きのこない味で、とくに夏にはお勧めのもやし料理です。
⑤ もやしチャンプルー
豆腐とタマゴで、タンパク質がたっぷりとれます。豚肉を少し入れても美味しいですね。安くて美味しくて簡単にできる、オススメのもやし料理です。
もやし料理を夕食に食べて痩せよう!
もやし料理は夕食にオススメです。それは、夕食後はあまりカロリー消費ができないのと、1日の食事のうちで一番高カロリーになりがちだからです。夕食で脂肪になりやすい炭水化物(ご飯、麺類など)を抜き、もやし料理で置き換えることで、低カロリーでヘルシーな食事になるのです。
そうね~。
ということで、もやしは意外にもダイエットに効果的、というお話でした。
もやしを調理するポイントは、茹でるにしても炒めるにしても、あまり火を通し過ぎないことです。サッと茹でて、サッと炒めれば、シャキッとした歯ごたえで美味しいですし、栄養素も壊れずに済みます。
美味しいもやしで、健康的にダイエットしましょう。