脂肪吸引でダイエットするデメリットとは?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

脂肪吸引は本当に有効か?

脂肪吸引ダイエット

Q ダイエットしても痩せません。最後の手段で脂肪吸引を考えていますが、危険がないか心配です。脂肪吸引のメリットとデメリットについて教えてください。

脂肪吸引は外科手術ですから、当然リスクを伴います。よっぽど病的な肥満で、放っておくと健康リスクが高まるという場合を除いては、普通のダイエットをした方が良いのではないでしょうか?

それでは、脂肪吸引とダイエットの違いと、メリットとデメリットについて見てみましょう。

  1. ダイエットと脂肪吸引の違い
  2. 脂肪吸引のメリット
  3. 脂肪吸引のデメリット

ダイエットと脂肪吸引の違い

ダイエットと脂肪吸引の違い

もともと「ダイエット」というのは食事療法のことで、食習慣を見直して減量するということでした。しかし、いつしか痩せるための運動や生活習慣の改善も「○○ダイエット」なんて名前を付けて呼ぶようになり、今では「痩せるための行動」=「ダイエット」になっているのです。

そういう意味からすると、脂肪吸引もダイエットの一種なのかなと思ってしまいますが、普段私たちが取り組んでいるダイエットと脂肪吸引には、決定的な違いがあります。

それは「脂肪細胞」を取るか取らないかという違いです。

脂肪細胞とは?

脂肪細胞とは、脂肪を入れる袋のような細胞です。脂肪はダイエッターにとっては目の上のたんこぶですが、カラダにとっては飢餓状態になったときの備蓄エネルギーなので、ある程度はためておかなければなりません。その脂肪をためる袋が脂肪細胞なのです。

この脂肪細胞は生まれてから思春期のころまでに増えますが、この時期に大食い癖がついてしまうと、「これじゃあ脂肪を入れる袋が足りないよ!」となって、カラダが追加で脂肪細胞を増やしてしまうのです。つまり、脂肪細胞が多ければ多いほど、肥満になりやすいということです。おまけに脂肪細胞は、一度できてしまうと自然には減りません。

私たちが取り組んでいる「ダイエット」は、この袋に入った脂肪をエネルギー消費して減らすのと、再びこの袋に脂肪が入らないように気を付けることです。

その脂肪には2種類あり、一つはメタボの原因といわれる「内臓脂肪」。もう一つは、指でムギュッとつまめる「皮下脂肪」です。このうち内臓脂肪は比較的かんたんに燃焼することができますが、厄介なのが皮下脂肪です。それは、カラダがエネルギーに使う優先順位が、糖質 → 内臓脂肪 → 皮下脂肪 なので、ダイエットをしても皮下脂肪はなかなか減らないからです。

その上、脂肪細胞の多い肥満体質だったらどうでしょう? 減らしにくい皮下脂肪がたっぷり身に付いてしまうと、ダイエットをする気も無くなってしまいますよね・・。

そこで脂肪吸引!

ならば、その減りにくい皮下脂肪を、袋である脂肪細胞ごと取ってしまおうというのが脂肪吸引です。脂肪細胞は一度できてしまうと脂肪吸引でもしない限り一生無くなりません。その脂肪細胞を取り除いてしまうことで、きつい食事制限や運度をすることなく、簡単に痩せることができるというわけです。

脂肪を燃やせ!→ 抹茶は最強のダイエット茶!便秘や美容にも良い理由とは?

入れる袋がなければ脂肪もたまらないもんね~ ♪
ああ、てっとり早く痩せられそうやねぇ。
では、その脂肪吸引のメリットについて見てみましょう。

脂肪吸引のメリット

脂肪吸引のメリット

かんたんに部分痩せができる

脂肪吸引のメリットは、食事制限や運動など、辛いことをしなくても簡単に痩せられることです。しかも、狙ったところの部分痩せができるのが大きな特徴です。普通にダイエットしていても、部分痩せはなかなか難しく、痩せたけど胸まで小さくなった、なんてことになるので残念です。

また、部分痩せがしたいと思う部分は、痩せにくい部分でもあります。おなか周り、太もも、二の腕など。「ここが細ければキレイなのに・・」というところばかりに脂肪が付いて、しかも落としにくいのであれば、脂肪吸引にも頼りたくなりますよね。

脂肪吸引はリバウンドがない

ダイエットでよく起こるのは「リバウンド」ですよね。とくに短期間にムリなダイエットをすると急に脂肪が減り、カラダが「あれっ!?せっかくためた脂肪が減ってるぞ! 」と、ビックリするわけです。カラダは、飢餓状態になった時の備蓄エネルギーとして脂肪をためているわけですから、危機感を感じてしまい「脂肪ため込みモード」を発動させてしまうのです。

カラダがそんな状態になっていると知らずに「やった~!ダイエット成功!」と喜んで、ご飯の量をもとに戻すと、再び脂肪をため込んでリバウンドするというわけです。

しかし、脂肪吸引はその脂肪を入れる袋をとってしまう手術ですから、リバウンドがないのです。好きなものを食べても、再び元の姿に戻らないと分かっていれば、安心して食べることができますよね。それも脂肪吸引の魅力なのです。

リバウンド関連→ 3ヶ月で-10㎏!甘酒で痩せるリバウンドしないダイエット

部分痩せができてリバウンドもない・・。理想のダイエットだね。
でも、脂肪吸引って、でかい針みたいなん突き刺して「ウィン・ウィン・・」って音鳴らしながら脂肪とるんやろ? なんか怖いわ・・。
そうね。
脂肪吸引も外科手術の一種だから、リスクもあるし、デメリットもあるのよ。

脂肪吸引のデメリット

脂肪吸引のデメリット

脂肪吸引のデメリットというと、まずは「お金」がかかることです。脂肪をとる量や部位にもよりますが、大体一回で20万円ほどかかり、複数回に分けて行う場合はトータルで結構な出費を覚悟しなければなりません。おまけに保険が利かないので、全て実費になります。

そして「危険」を伴うことも大きなデメリットの一つです。たまに脂肪吸引後の死亡事故がニュースで流れるように、100%安全ではないのです。無事に成功したとしても、麻酔が切れれば痛みが出ますし、腫れの回復にも時間がかかります。 また、手術をする医者がヘタだと、均等に脂肪吸引がされずに皮膚が凸凹になるという、痛ましいトラブルもありえるのです。これらのリスクやデメリットは、吸引する脂肪の量に比例しますから、「脂肪吸引でドンと体重を減らしたい!」と思っている人には、正直おすすめできません。

また、脂肪吸引といっても吸引できるのは皮下脂肪だけなので、メタボの原因になっている内臓脂肪をとることはできません。メタボで悩んでいるなら、コツコツとダイエットをがんばるしかないのです。

ということで、健康リスクを伴うような病的な肥満を除き、ポッチャリしてるのが気になるといった程度の肥満であれば、脂肪吸引ではなくダイエットをがんばる方が、健康的で良いと思います。

痩せる習慣を付けよう!→ 太りにくい体を作る5つの習慣でダイエットに成功しよう!

脂肪細胞って袋が増えたとしても、そこに脂肪を入れんようにすればええだけやもんね。
脂肪吸引して部分痩せができても、脂肪は別の部分の脂肪細胞に入っちゃうんでしょう? そしたら、ある部分は細いのに別の部分は太いみたいな、いびつな肥満になりそうで怖いよね・・。

そうね~。
ということで、脂肪吸引は最後の手段として、普段からダイエットをがんばって痩せましょう! というお話でした。

大金をはたいてリスクを負うよりも、健康的な食習慣と運動で十分痩せることができますよ!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加