ダイエットで苦労するかどうかは思春期の食事が左右する!

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太りやすさは思春期までに決まる?

思春期ダイエット

Q 若いときにポッチャリしていても、大人になって細くてキレイになる人はたくさんいますよね。だから、若いときに少しくらい食べ過ぎても、あまり気にすることはありませんよね?

確かに若いころにポッチャリていても、大人になって痩せてキレイになる人はたくさんいます。しかし、思春期のころまでに油断してポッチャリ体質になってしまうと、大人になっても痩せにくいカラダになり、ダイエットでとても苦労することになるのです。一体どうしてそうなるのか? また、どう気を付ければいいのかを見てみましょう。

  1. 食事は若い頃から気を付けよう!
  2. 脂肪細胞は一生減らないよ
  3. 太りにくい食事をしよう!

食事は若い頃から気を付けよう

思春期までに気を付けるダイエット

子供の頃はポッチャリしている方が可愛くて、ご飯をおいしそうにパクパク食べる姿は、まわりの大人を喜ばせます。それでつい「あれも食べて、これも食べて、もっと食べて!」と、おいしいものを勧めてしまい、いっぱい食べると「わぁ~よく食べたね~。エライ、エライ」と、褒めてしまいます。

それで子供は、いっぱい食べると親がよろこんで褒めてくれる。おいしいものをいっぱい食べられて、自分も幸せ。となって、大食い癖が付いてしまうのです。これからカラダが大きくなる子供なので、ご飯をいっぱい食べさせようという親心も分かりますが、子供のころから大食いグセがついてしまうと肥満になり、後々困ることになります。

三食のご飯をしっかり食べることは大切ですが、いったん大食い癖がついてしまうと、ダラダラと間食することが多くなり、これが思春期の頃になるとさらにエスカレートして、寝る前に夜食を食べないと寝れない・・なんてことになってしまいます。とくに若者は、ジャンクフード好きが多いですからね。テレビを見ながらのポテチ、寝る前のカップラーメン、おいしいですよね・・分かります。

それでブクブクと肥満体型になってしまうのですが、あるとき急に、自分が太っていることが気になるのです。自分より太っていた友達が、ダイエットで痩せてキレイになったとか、好きな人ができたとか。それで「よし、ダイエットしよう!」と一念発起するのですが、子供のころから作り上げてきた「肥満体質」がそれを阻みます。

この肥満体質は、よほど頑張らなければ痩せにくいカラダになっているので、大人になってからでも、ダイエットにとても苦労するのです。この肥満体質を作っているものとはいったい何か?

それは「脂肪細胞」です。

脂肪関連→ 脂肪のもと!炭水化物と上手に付き合うダイエット方法

ところで「ジャンクフード」って、どういうものをいうの?
カロリーばっかし高うて、あんまし栄養がないもんのことよ。ポテチ、ハンバーガー、ラーメン、ピザ・・美味いけどね。
では、次は肥満体質をつくる「脂肪細胞」について詳しく見てみましょう。

脂肪細胞は一生減らないよ

脂肪細胞は思春期に増える

なぜ、脂肪ができるのかというと、糖質をとり過ぎるからです。糖質(ブドウ糖)は、とくに脳をはじめ、カラダの各組織を動かすエネルギーになるものですから、ご飯やパン、そして麺類などの糖質をたっぷり含んだ炭水化物が主食になります。

しかし、糖質をたっぷりとり過ぎると、すぐにエネルギーとして必要のないものは「脂肪」に変えてため込みます。つまり脂肪というのは、備蓄エネルギーになるわけです。そして、先ほど出てきた「脂肪細胞」というのは、その脂肪をためる「袋」になるのです。つまり、この袋が多ければ多いほど、肥満体質になるということです。

脂肪細胞も備蓄エネルギーをためる袋として必要ですから、人間の成長過程である程度は自然に増えていきます。その自然に増える時期とは、生後一年までの赤ちゃんのときと、思春期です。しかし、子供の頃から大食い癖がついていると、自然にできた脂肪細胞だけでは収まりきれません。それで、カラダが後天的にどんどんと脂肪細胞を増やしてしまうのです。

脂肪は備蓄エネルギーですから、頭では「ダイエットして痩せたい・・」と思っても、カラダは生命維持のために喜んで脂肪をためてしまいます。そして、いったん増えてしまった脂肪細胞は、脂肪吸引手術でもしない限り減らすことができないのです。

おまけに人間のカラダは、糖質から優先的にエネルギー消費するため、脂肪は後回しになってしまいます。そんな脂肪をためる脂肪細胞が多ければ多いほど、ダイエットが大変になるのは当然ですよね。それで、若い頃から脂肪細胞を増やさないように、食生活に気を付けなければならないのです。

脂肪を燃焼しよう!→ 痩せるためのプーアル茶ダイエット

若いころの暴飲暴食で、脂肪をためる袋が増えてしまうというわけだね。
大人になって後悔しても、後の祭りやもんなぁ・・。

肥満は遺伝的な要素だけじゃないんだね。でも、脂肪細胞が増えても、痩せたいものは痩せたいよね。

次は、どうやったら太りにくい食事にできるかを見てみましょう。

太りにくい食事をしよう!

太りにくい思春期ダイエット

若い頃ころに食べ過ぎて、太りやすい体質をつくってしまった・・と後悔しても仕方がありません。太りやすい体質になったならば、「太りにくい食事」にすればいいのです。脂肪をためる袋が増えたとしても、そこに脂肪が入らなければ問題ありませんもんね。

①朝食をしっかり摂ろう!

太りたくなければ、朝食をしっかりとることです。それは、ダイエットだからといって朝食を抜くと逆に太るからです。

なぜそうなるかというと、脳のエネルギー源であるブドウ糖を入れてやらないと、「エネルギーが足りない!」と脳が焦って、カラダに「エネルギーをためろ!」と命令を出してしまうからです。その、ためるエネルギーというのは「脂肪」なので、脂肪をためやすいカラダになってしまうというわけです。

そんな状態で「おなか減った~・・」と、昼食でドカ食いをしたら、太るのは当たり前ですよね。

②よく噛んで食べよう!

食事をよく噛んで食べると、少ない食事量でも満腹感が出ます。なぜなら、食べ物の消化吸収が早くなって、脳にブドウ糖が届くのが早くなるからです。空腹感は、脳にブドウ糖が足りなくなると出るので、いち早くブドウ糖を届けて脳を安心させればいいのです。

脳が安心して満腹感が出るまでに、だいたい20分はかかります。それで、その間の時間稼ぎをするという意味でも、ゆっくりよく噛んで食べる習慣が大切なのです。少ない食事量でも満足できれば、太りにくい食事になりますよね。

③タンパク質をとろう!

脂肪になりやすい炭水化物を控えめにして、タンパク質を多めにとりましょう。タンパク質というと、肉や卵や乳製品など、ちょっとカロリーが気になるものが多いですよね。でも、タンパク質は、基礎代謝を上げて痩せやすいカラダ作りをする筋肉、酵素、ホルモンなどの材料になるものです。代謝が上がれば消費カロリーが大きくなりますから、タンパク質を積極的にとりましょう。

④おやつは3時!

この表を見てください。 BMAL1 これは、BMAL1というホルモンの、時間帯による増減を示した表です。

BMAL1には、脂肪をため込む働きがあるので、これがたくさん出ている時間帯に食べると脂肪になりやすいのです。この表によると、20時からグングン増えていって、夜中の2時がピークですね。反対に14時あたりが一番少ない時間帯です。
それで「おやつは3時」なのです。

例えダイエット中でも、甘いものを食べたくなるでしょう。それをガマンするとストレスになって、夕食でドカ食いしかねません。それならば、太りにくい15時にすこしだけお菓子を食べたほうが抑えが効いて、太りにくい食習慣にできると思いませんか?

⑤夕食は早めに食べよう!

先程の表を見てもらうと分かるように、20時以降からBMAL1が増えてきますよね。夜遅くに食べると太るのはこのためです。だから、夕食は早めに済ませたほうが良いのです。当然、夜食なんてもってのほかです。

また、夕食は炭水化物(糖質)を控えることをお勧めします。夕食後はのんびり過ごして寝るだけなので、活発に動く昼間のように糖質をエネルギー消費できません。前述したように、すぐにエネルギーとして必要のない糖質は「脂肪」になってしまいます。それで、夕食は炭水化物が少なめで、タンパク質を多めにした食事が望ましいのです。

痩せる習慣を付けよう!→ 太りにくい体を作る5つの習慣でダイエットに成功しよう!

脂肪っていっても所詮は食べものでできとるけえね。食事の仕方を変えれば太りにくくなるいうことやね。
ただ低カロリーのものを食べてりゃ良いって思ってたよ。ちゃんと考えてダイエットしないと、痩せるのって難しいんだねぇ。

そうね~。
ということで、思春期に食べ過ぎると、一生太りやすいカラダになってしまうというお話でした。

若い人達は、将来肥満体質にならないように、間食や夜食、そしてジャンクフードを控えるようにしましょう。また、既に脂肪細胞をいっぱい作ってしまった人は、なるべくその袋に脂肪を入れないで済む食習慣を作りましょう。

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